@article{oai:seisen.repo.nii.ac.jp:00000894, author = {近山, 和広 and チカヤマ, カズヒロ and CHIKAYAMA, Kazuhiro}, issue = {2016-06-10}, journal = {清泉女子大学人文科学研究所紀要}, month = {Jun}, note = {P(論文), 本研究では体制化を取り入れた指導に被験者実演課題を加えることが、英語の分詞学習をより促進するかを検証する。体制化とは学習要素を相互に関連づけることであり、通常、授業では体制化された情報を口頭や教材による文章説明や図を用いる指導法により教授される。今回、分詞の指導にあたり、この従来の指導法に被験者実演課題を加えてみた。被験者実演課題については、多くの研究によって、情報の体制化を促し、その結果記憶を促進することが明らかにされている。しかしながら、被験者実演課題が英語の文法の学習に効果があるのかという研究はほとんど行われていない。そこで分詞の学習において、松沼(2007) が指摘する体制化された指導に被験者実演課題を加えることがどのように影響するのかを研究するに至った。今回、実験を行い、78名の大学生が参加した。参加者は事前テストの結果により実験群と統制群とに振り分けられた。2つの群に対し体制化に基づいた授業を文章による説明とイメージ画を用いて行った。2つの群の違いは現在分詞と過去分詞の違いの学習に実験群は被験者実演課題を用いたということだけであった。その結果現在分詞と過去分詞の違いの問題において、実験群が統制群を上回った。これらの結果から、英語の分詞学習において従来の体制化方略に基づいた指導法に被験者実演課題を加えることでより効果が現れるということが分かった。}, pages = {48--63}, title = {SPT(被験者実演課題)と体制化による分詞の学習効果}, volume = {37}, year = {2016} }